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●2023年10月23日(月) 参加申込について、カード・コンビニ・銀行振込が利用できるようになりました。ソ教連オンラインショップでお申込みください。New!

第52回 全国社会福祉教育セミナー2023 in 大阪

 2020年からの新型コロナウイルス感染症の蔓延は、わが国のソーシャルワーク教育に大きな影響を及ぼすこととなった。特に実習教育においては、学生が実習施設・機関に直接赴き、利用者や職員と関わりながら実践的に学びを深めていくという、これまで当たり前に行っていたことが制限される事態となった。
 しかし、そのような状況のなかでも「ソーシャルワーク教育を止めない、実習教育を止めない」という想いで、ICTの活用によるリモート実習や巡回・帰校日指導、実習施設・機関と養成校との打ち合わせ等の連携、実習担当教員間のオンライン会議など、様々な創意工夫による取り組みが全国各地で行われてきた。
 また、2023年は、多くの養成校で社会福祉士新カリキュラムによるソーシャルワーク実習(2カ所以上実習)が本格的にスタートしている。これからは、政治・経済・社会が激動するなか、それらの動向を踏まえ、求められているソーシャルワークについて、在学生に対してはもちろんのこと、卒業生や現任者に対しても積極的に伝えていく必要がある。私たちはコロナ禍の3年間の経験を振り返った上で、その経験をどのように今後のソーシャルワーク教育や現任者支援に活かしていくのか、そのために養成校(教員)が共有するべき課題は何かを検討しなければならない。
 今回の全国社会福祉教育セミナーは、このような昨今のソーシャルワーク教育をめぐる状況を踏まえつつ、「ポストコロナ時代」のソーシャルワーク教育について幅広く学び、議論する機会としたい。こども家庭ソーシャルワークに関する新資格、災害時の実習教育体制や災害に関する学びの促進、ソーシャルワーク教育へのICTの活用、卒後教育や既卒者への支援、そしてマクロ実践を含めた新カリキュラムによる社会福祉士・精神保健福祉士養成の現状など、私たちが学び、情報を共有し、議論が必要な課題は多岐にわたる。
 今日の社会状況の様々な変化の中にあって、ソーシャルワーク教育とソーシャルワーカー養成の新たな一歩を踏み出すにあたり、ソーシャルワーク教育に携わる多くの皆様のご参加を期待したい。

●日時:2023年12月2日(土)〜12月3日(日)
●テーマ:ポストコロナ時代のソーシャルワーク教育を考える〜コロナ禍の経験からの学びと魅力ある教育の展開に向けて〜
●主催:一般社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟
●後援(予定・順不同):厚生労働省、文部科学省、法務省、こども家庭庁、全国社会福祉協議会、全国社会福祉法人経営者協議会、日本社会福祉士会、日本精神保健福祉士協会、日本医療ソーシャルワーカー協会、日本ソーシャルワーカー協会、日本介護福祉士会、日本介護福祉士養成施設協会、認定社会福祉士認証・認定機構、ソーシャルケアサービス研究協議会、全国福祉高等学校長会、日本社会福祉学会、日本ソーシャルワーク学会、日本地域福祉学会、福祉系大学経営者協議会、他
●開催方法:対面開催(オンラインでのライブ配信や事後配信は行いません)
●参加定員:300人
●会場:大阪公立大学 中百舌鳥キャンパス A5棟(大阪府堺市中区学園町1-1)
●アクセス:南海高野線「中百舌鳥駅」、Osaka Metro御堂筋線「なかもず駅(5号出口)」下車、南東へ約1,000m、徒歩約13分  【大阪公立大学HPのアクセスマップ】
●開催要項 リンク

プログラム (敬称略、順不同、予定を含む) 


◆◆12月2日(土)◆◆
12:30〜12:40
オープニング

●開会挨拶:中村和彦(北星学園大学・ソ教連会長)
●開催校挨拶 :山野則子(大阪公立大学・ソ教連副会長)

12:40〜13:40
講演


●テーマ:「今日に求められるソーシャルワーク教育とソ教連の活動〜2023年度の事業方針とプロジェクトの取り組みから〜(仮)」
●講師 中村和彦(北星学園大学・ソ教連会長)

13:50〜14:50
行政説明

●行政説明
 厚生労働省社会・援護局  厚生労働省障害保健福祉部 
 文部科学省          こども家庭庁  

15:00〜17:30
シンポジウムT

●テーマ:「こども家庭ソーシャルワークに関する新資格とソーシャルワーク教育〜ソーシャルワーク教育における新資格の意義と今後の展望」
●シンポジスト
・国WG委員の視点から:和気純子(東京都立大学・ソ教連副会長)
・SSWの視点から:山野則子(大阪公立大学・ソ教連副会長)
・子ども家庭福祉の視点から:澁谷昌史(関東学院大学・ソ教連理事)
●司会:中村和彦(北星学園大学・ソ教連会長)

18:00〜19:30
情報交換会

【事前申込をされた方のみ】
●会場:大阪公立大学 中百舌鳥キャンパス内

◆◆12月3日(日)◆◆

9:30〜12:00
シンポジウムU 

●テーマ:「ポストコロナ時代のソーシャルワーク教育を考える」
●シンポジスト
・新カリキュラムのソーシャルワーク実習・実習指導から :伊藤新一郎(北星学園大学・ソ教連事務局長)
・ソーシャルワーク教育におけるICTの活用から :坂本毅啓(北九州市立大学)
・災害支援教育及び支援活動体制の整備から :山本克彦(日本福祉大学・ソ教連会長補佐)
・既卒者支援・卒後支援から:中村卓治(広島文教大学・ソ教連常務理事)
●司会:空閑浩人(同志社大学・ソ教連常務理事)

13:00〜14:00
テーマセッションT

●テーマ:「マクロレベルのソーシャルワーク教育の現状とこれから」
●司会:渡辺裕一(武蔵野大学・ソ教連理事)
●報告者:室田信一(東京都立大学)
       守屋紀雄(堺市社会福祉協議会)

14:10〜15:10
テーマセッションU

●テーマ:「新カリキュラムにおけるソーシャルワーク演習教育の実際と課題」
●司会:保正友子(日本福祉大学・ソ教連理事)
●報告者:小松尾京子(新見公立大学)
       榊原美樹(明治学院大学)

15:15〜15:35
2日間を振り返って

和気純子(東京都立大学・ソ教連副会長)

15:35〜15:40
閉会挨拶

空閑浩人(同志社大学・ソ教連常務理事)

※プログラムは変更となる場合がございます。

参加費金額

・事前申込(セミナー参加のみ):16,000円
・事前申込(セミナー+情報交換会参加):21,000円【締切:11月27日正午】
・当日参加:20,000円(オンラインで申込が可能なデバイスをお持ちください)

参加申込方法

参加費のお支払方法によって@Aのいずれかの方法でお申込みください。
@専用申込フォーム(銀行振込のみ。見積・請求・領収書発行可)
 専用申込フォームはこちら
 申込締切:2023年11月27日 (月)正午
Aソ教連オンラインショップ(クレジットカード・コンビニ支払OK)
 オンラインショップはこちら
 申込締切:2023年12月1日(金)(予定)
なお、情報交換会に参加される場合は、@・Aいずれの方法からも11月27日正午までに申込んでください。
 

注意事項

【お申込みに当たって】
・参集での開催となります。オンラインや事後配信はいたしません。
・事前申込と当日参加で参加費が異なりますのでご注意ください。
・昼食のご用意はありません。各自で準備してください。ゴミはお持ち帰りください。
・会場は大阪公立大学中百舌鳥キャンパスA5棟118大講義室です。参加者多数の場合、122中講義室をサテライト会場とする場合があります。

【公衆衛生上の緊急事態や自然災害に関して】
・新型コロナウイルス感染症の感染状況や行政機関からの開催制限の要請によっては参集の開催形式ではなく、全面的にオンライン形式での開催に変更する場合があります。その場合も参加費は変更ありません。
・自然災害等により本セミナーの開催を中止した場合、一旦納入された参加費等は返金できない場合があります。

最新情報&更新情報



2023.9.6 第52回 全国社会福祉教育セミナー2023 in 大阪 の特設サイトを開設しました。
        申込受付を開始しました。
2023.9.20  開催要項を掲載しました。プログラム登壇者を更新しました。
2023.10.23  カード・コンビニ・銀行振込が利用できるソ教連オンラインショップにて参加申込が可能となりました。